親知らずの抜歯後に口臭の原因は?口臭期間はいつまで?口臭対策は?

 

大体10代後半から20代前半に一番奥に生えてくる歯…それが親知らずです。

 

正式名称は第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)というこの歯は上下左右の一番奥に一本ずつあります。

 

大体の人に生えてきますが、四人に一人くらい生えてこない人がいます。

 

すべての親知らずを抜かなければならないわけではないのですが、斜めに生えたり一部だけが露出したりしているとトラブルの原因となり、最終的に抜歯することになります。

 

抜歯したあとのトラブルとして口臭がひどくなることがあります。

 

どうして口臭がひどくなるのでしょうか。

 

それはどうしたら解決するのでしょうか。

 

調べてみました。

 

親知らずの抜歯後に口臭が?その原因は?

出典:https://www.photo-ac.com/

 

親知らずを抜いた後で口臭に悩まされることがあります。

 

それはなぜ起こるのでしょうか?

 

親知らず抜歯後の口臭の原因として考えられるのが、「ドライソケット」と言われる状態です。

 

「抜歯窩治癒不全」という病名もついており、抜歯後の24%に現れるというデータがあります。

 

特に下の親知らずの抜歯後によく見られます。その部分が化膿して悪臭を放ち、それが口臭として現れるのです。

 

では、どのようになったらドライソケットを疑ったほうがよいのでしょうか。

 

抜歯後23日してから痛みがひどくなった

 

抜歯後の痛みは通常は抜歯直後が一番ひどいのですが、ドライソケットの場合は2~3日してから痛みがひどくなってきます。

 

痛みの程度がひどく、長く続いている

 

痛み止めを飲んでもあまり痛みが軽くならないような状態が一週間以上続いている。

 

飲食時に痛みが増悪する

 

飲んだり食べたりしたときに痛みが一層ひどくなる。

 

悪臭がする

 

空いた穴から悪臭がする。

 

穴が大きくあいていて白っぽい

 

骨が露出しているので、空いた穴が大きく開いていて内側が白っぽく見える。

 

親知らずの抜歯後に口臭の期間はいつまで続く?

出典:https://www.photo-ac.com/

ではどうしたらドライソケットになってしまうのでしょうか。

 

血の塊を流してしまった

 

原因は複数ありますが、主に以下のような行動が穴をふさぐように溜まっていた血の塊が剥がれてしまう原因となります。

  • 気になってうがいをしすぎた
  • 何かを吸うような動作をして抜歯後の穴に吸引力がかかった
  • 穴を舌でいじった

 

血の塊が出来なかった

 

穴をふさぐ血の塊が出来る前に、血流の良くなることをしてしまった場合です。

  • 入浴
  • 激しい運動
  • 飲酒

などが言えます。

 

血があまり出なかった

 

麻酔に含まれる血管収縮薬の影響で出血があまりなかった場合です。

 

抜歯自体が難しかった

 

時間のかかる抜歯の場合、骨が空気にさらされる時間が長くなるのでドライソケットになりやすくなります。

 

喫煙した

 

抜歯後に喫煙すると口腔内の血流が悪くなり、結果的に傷口の直りが悪くなります。

 

そしてドライソケットをおこしてしまうのです。

 

感染を起こした

 

抜歯した部分が炎症を起こすと、抜歯後の穴をふさぐための血の塊が炎症で溶けてなくなってしまい、ドライソケットを引き起こしてしまうのです。

 

では、ドライソケットになったらどのような治療をするのでしょうか。

 

薬による治療

 

鎮痛剤と抗生剤を併用しながら炎症がおさまるように治療します。

 

抜歯した穴に軟膏をぬる

 

抜歯した穴を洗浄消毒し、軟膏を直接ぬったり軟膏付きのガーゼで露出している骨の表面を覆って保護します。

 

抜歯した穴を再掻把する

 

麻酔をして抜歯した穴の中をひっかいて、あえて出血させて血の塊を作る方法です。

 

炎症が強いと痛みを生じることがあります。

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 では抜歯をする前と後に、ドライソケットにならないためにできることはあるのでしょうか。

抜歯前

 

  • 体調を整えておく
  • きちんと歯磨きをして口の中を清潔にしておく

 

抜歯後

 

  • 血が止まるまでガーゼをしっかりとかむ
  • 口を極力ゆすがない
  • これがドライソケットができる一番の原因です。血の味がするから、食べ物が入ったからと言ってぶくぶくうがいをしてはいけません。
  • 抜いた部分を触らない
  • 抜いた部分を舌の先で触ったら細菌感染を起こすことがあるのでやめましょう。
  • 抜いた部分を吸わない
  • 当日は血行が良くなることはしない
  • 入浴もシャワーのみにしておきましょう。運動や飲食もその日はさけましょう。
  • 煙草をすわない

 

親知らずの抜歯後に口臭の期間はいつまで続く?

出典:https://www.photo-ac.com/

 

抜歯後の口臭はある程度は仕方のないものだと言われており、抜歯後12週間は続くようです。

 

抜歯痕が固まって治癒すると口臭も改善するので、それまでは抜歯部以外の歯をきれいに磨き、口臭予防のタブレットやキャンディーなどを使用して楽しみながら口臭対策をして待つのが良いでしょう。

 

親知らずの抜歯後に対策!自宅で出来る抜歯後の口臭予防法は?

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抜歯後の口臭が気になるときはどのような方法があるのでしょうか。

 

口臭が気になると、つい何度も強く歯磨きをしたりマウスウォッシュでうがいがしたくなったりすることでしょう。

 

でも、それを行うとせっかく傷口を治癒しようとしている血餅(かさぶた)を再びはがしてしまうのです。

 

自宅でできる口臭予防としては、一般的にはガムをかむことが指導されます。

 

入れ歯などの問題でガムを敬遠される場合は口の中で溶かすタブレットが良いでしょう。

 

乳酸菌のタブレットは口腔内の細菌バランスを整えて口臭を抑える効果があります。

 

ほかにもキャンディーなどいろいろな商品が売られていますので楽しみながら口臭予防してみてはいかがでしょう。

 

親知らずの抜歯後にデートはご法度!キスが原因で歯周病感染もアリ?

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親知らず抜歯後の口の中は、穴の開いた非常に無防備な状態ということができます。

 

その状態で心配しなければならないのは、他者からの歯周病の感染です。虫歯菌や歯周病菌は他者からうつる可能性があります。

 

虫歯菌は子供の時代しかうつりませんが(母→子など)、歯周病菌は大人になってもうつるというのが特徴的です。

 

デートでパートナーとキスをした際に歯周病に感染する危険性は存在します。

 

ただし、通常の免疫力があって健康な状態であれば心配する必要はありません。

 

心配すべきは抜歯後に不安定な状態のままで歯周病菌にふれることです。

 

歯周病菌の繁殖を防ぐためには、抜歯部部分以外の歯磨きを慎重に行い口の中を清潔に保ってあげることが必要です。

 

 まとめ

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いかがでしたか。

 

親知らずは抜いた後の注意点と痛みに対する心の準備をしておけば恐れる必要はありません。

 

必要に応じて抜いて、抜いた後のケアをしっかりしてあげましょう。

 

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