みかんとコーヒーの食べ合わせは悪い?NGな理由を徹底解剖!コーヒーは他にもNGある?

 

食べ合わせとは、「合食禁(がっしょくきん)」という食に関する伝承の一つです。

 

一緒に食べるときに食材の取り合わせが悪いと、消化に害をきたすといわれています。

 

科学的根拠のない言い伝えと医学的に正しいとされているものがあります。

 

「みかんとコーヒーの食べ合わせは悪い?」はホント?

 

食べ合わせについては数々の実例がありますが、みかんとコーヒーはどうなのでしょう。

まずはそれぞれの成分についてです。

果物や野菜は、ほとんどは水分ですが、ビタミン類と繊維質が多く含まれています。

 

特にみかんにはビタミンCが豊富に含まれています。

 

ビタミンCは美肌効果もあり適量なら健康にいいとされています。

 

また水溶性の食物繊維も含まれていますので便通にいいですが、みかんは水分量が多いので下痢の症状が出やすく、過剰摂取に気を付けなければいけない果物です。

 

つづいてコーヒーにはカフェイン、カフェー酸、クロロゲン酸、タンニン、ポリフェノール、褐色色素、ニコチン酸(ナイアシン)、トリゴネリンなどの薬理作用のある成分が含まれています。

 

その他ほとんどが水分です。

 

コーヒーといえばカフェイン、というほどカフェインは有名な成分ですね。

 

このカフェインには薬理作用がたくさんあり、健康にいい効能も既に分かっています。

 

しかしこちらも過剰摂取に注意が必要な成分です。

 

このカフェインがみかんとコーヒーの食べ合わせの悪さに関係があるのです。

 

みかんには「シネフリン」という酸味成分が含まれています。

 

この成分は、交感神経を活性化する働きや脂肪の代謝をアップさせるダイエット効果や、風邪による喉の痛みの緩和に効能が期待できる成分です。

 

また心拍数や血圧を上げたり、血流を促進させたりする効果があるので、医薬品やサプリメントで注目されている成分でもあります。

 

カフェインにも同じような効能があり、脳への覚醒作用と交感神経を刺激し血管を拡張させ代謝を促進させます。

 

みかんとコーヒーを同時に摂取すると、この両方の成分の相乗効果によって心臓機能や、血圧に健康被害を出すと判明しています。

 

ただし、シネフリンの過剰摂取の場合です。

 

ですので食べ合わせが悪いのはホントですが、一般的には問題ないというところでしょう。

 

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みかんとコーヒーの食べ合わせで身体上に不都合が考えられる場合とは?

 

上記で説明した通り、「シネフリン」と「カフェイン」の過剰摂取による副作用です。

 

実例として、2つの成分を複合したサプリメントを数か月飲んだ女性から左中大脳動脈の血管萎縮と脳卒中の症状が出ています。

 

他にも国内外で2つの成分による健康被害は多くみられます。

 

主に心血管系への影響、肝臓障害、高リン血症及び神経系への影響です。

みかんはどれぐらいの量まで食べてOK?コーヒーとの影響が出る量は?

 

「シネフリン」を含むサプリメントの健康評価は

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従来の食品由来の摂取量程度に限定されるべきだと考える。
シネフリンの場合は、その量は 6.7 mg/d 未満を意味する。このシネフリン量は、平均的な消費者にとって従来食品を介して最大量を摂取した場合を示している。
これにより、食品及びサプリメントからの合計摂取量が 25.7 mg を超えないことが確保できる。

とあります。

 

従来の食品由来の摂取量はみかんだけでなく他の食品も含めた場合の最大量ですので、みかんの場合はどうなのかです。

 

調べてみたもののシネフリンの含有量は食品ごとに計測できず、表記がありませんでした。

 

しかしその他の栄養素によってもデメリットがあり1日2個~3個ほどが健康にいい摂取量だそうです。

 

この個数は1日の果物の摂取量と共通していますので、他のものを食べる場合は減らしましょう。

 

またカフェインは健康な成人で400mg/日とされています。

 

コーヒーで大体3~5杯です。

 

2つの食品の摂取量を超えればもちろん身体に影響が出るでしょう。

 

影響が気になる場合は同時に摂取することを控えて、時間を空けて摂取することをおすすめします。

 

カフェインは摂取されて20分~30分で血圧が上昇し、覚醒作用を働かせるのでそれ以上の時間は必ず空けた方がいいでしょう。

 

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コーヒーと一緒はダメな食べ物は他に何がある?

 

いくら過剰摂取といえども食べ合わせで健康被害があると不安になりますね。

 

コーヒーと食べ合わせの悪いものは他には何があるのでしょう。

 

チョコレート

相性がよく同時に召し上がる方も多いと思いますが、実はチョコレートにもカフェインが含まれています。

 

過剰摂取になる可能性がありますので注意が必要です。

 

糖質の高いお菓子

 

こちらもチョコレートと同じく味の相性がいいですね。

 

しかしカフェインには糖質を中性脂肪に変える働きがあるので糖尿病リスクが高まります。

 

プルーン

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種:タンニンには鉄分の吸収を阻害する働きがあります。

 

効果的に栄養素を取り込めないので一緒に食べないほうがいいですね。

 

他にも鉄分を多く含む食品はおすすめできません。

 

ゆでたまご

ゆでたまごに含まれる硫黄は、カフェインと合わさると上記で記載した鉄分を阻害する働きをさらに活発化させます。

 

貧血の方などには向きません。

 

また卵焼きなど別の調理法は硫黄が気化しますので、問題ありません。

 

レモン

輸入のレモンなどには防かび剤が使われていることが多く、これがレモンに残ってしまっている場合があります。

 

この成分はカフェインと合わさると、発がん性物質を発生させる可能性が高いので一緒に食べるのは控えましょう。

 

サプリメント

カフェインには利尿作用があります。

 

これによってせっかく取った栄養素が吸収されず体外へ出でしまいます。

 

ただサプリメントの利用方法には水で飲むなどの表記があると思いますので、コーヒーと飲んでしまっている方は用法を確認してコーヒーで飲むのは辞めましょう。

 

さいごに

 

日本では数多くの食べ合わせについての言い伝えがありますが、このように科学的に解明されているものも多くあります。

 

少しでも健康でいたいですから、食べ合わせは知っておくべき知識ですね。

 

食品固有の栄養素の効能をより効率よく摂取したいものです。

 

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