重曹うがいで虫歯が治った?銀歯の場合は?重曹うがいの危険性は?

今、予防歯科において話題の重曹うがいについてご存知でしょうか?

 

虫歯や歯周病の予防、口臭の改善などの効果があると言われていますが、どのような根拠があるのでしょうか?

 

また、銀歯の場合などは重曹うがいをすることによるデメリットはないのか…などを調べてみました。

重曹うがいで虫歯は治る?歯の再生が可能な理由は?

出典:msp.c.yimg.jp

 

重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウム。

 

弱アルカリ性の物質で、料理や掃除などいろいろな場面で使われています。

 

そんなものをうがいに使っても大丈夫なの?

 

と心配される人もいるかもしれませんね。

 

でもこの重曹、実は歯磨き粉にも含まれている成分ですから安心してうがいに使ってもいいんです。

 

では、重曹うがいで虫歯が治るというのは本当なのでしょうか?

 

虫歯菌は、口の中に残った食べかすに含まれる糖分の働きで、口の内を酸性にします。

 

pH5.5以下の酸性環境に置かれると、歯のエナメル質が溶け始めます

 

エナメル質はハイドロキシアパタイトという物質でできており、その中に含まれるリン酸とカルシウムが溶けだすことによってずっとその状態が続くと、虫歯ができやすく、さらには口臭の原因にもなるのです。

 

そこで登場するのが重曹です。

 

先ほど説明したように、重曹は弱アルカリ性なので、酸性の口の中に入ると中和作用を起こして、口の中を中性に近づけてくれるのです。

 

そのような良い状態をつくったうえで、重曹の石灰化作用によって初期の虫歯によってできた穴をふさぐことができるのです。

 

ただし、進行した虫歯を治すほどの効果は証明されていませんので、あくまでも虫歯を予防する目的で利用するべきです。

 

重曹うがいで得られるメリットは?

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歯予防・歯周病予防

 

前述したように、重曹でうがいをすることによって口腔内を虫歯のできにくい中性にすることができます。

 

また、口の中の細菌の増殖を抑えることができるため、歯周病の予防にも効果があります。

 

また、重曹に含まれる塩の成分によって歯茎を引き締める効果が期待できます。

 

それによって歯茎が腫れる歯周病の予防効果がさらに期待できるのです。

 

口臭予防

 

揮発性硫黄化合物という酸性の物質が口臭の原因と言われています。

 

これには卵や玉ねぎの腐ったような臭いがし、そのほとんどが口腔内最近によって産生されるのです。

 

それを重曹うがいをすることによって中和し、口臭が発生するのを予防してくれるといわれています。

 

口内炎予防

 

口内炎とは、口腔内に炎症が起こっている状態を指します。

 

重曹には炎症を抑制する働きがありますので、口内炎の予防にも有効であるといえます。

 

ただし、重度の口内炎の場合はきちんと病院を受診して専門の先生に処方してもらった薬を使用するようにしてくださいね。

 

重曹うがい危険性は?銀歯でも問題ない?

 

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重曹うがいを行うことで、何か危険なことはあるのでしょうか?

 

強すぎる刺激が皮膚や粘膜にダメージを与える

 

弱アルカリ性の物質である重曹には、たんぱく質や脂質を分解する作用があります。

 

そのため、うがいに使う重曹水の濃度が高すぎたり頻度が多すぎると歯茎や口の粘膜を傷づけてしまう心配があります。

 

うがいをする際にピリピリしたり痛みを感じるようであればしばらく中止するか、重曹水をもっと薄めて使ったほうが良いでしょう。

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塩分の過剰摂取

 

重曹の塩分濃度は高く、食用の重曹をなめると塩と同じようにしょっぱい味がすることでしょう。

 

うがいの際に重曹水を誤って飲み込んでしまうことはあまりないと思いますが、飲み込まないとしても、口の中の粘膜から塩分は体内に吸収されているのです。

 

高血圧や腎臓の病気などで医師から塩分摂取の制限を指示されている人は、医師に相談してから行うほうが良いでしょう。

 

研磨作用で歯が傷つく

 

重曹は、掃除に使われるなど非常に研磨効果の高い物質です。

 

そのため、うがいをした際にくすみを除去することができるのですが、その効果が過剰になると歯を傷つけてしまう恐れがあるのです。

 

また、強すぎる刺激が知覚過敏を引き起こす危険性もありますので注意が必要です。

口の中がアルカリ性になる

 

弱アルカリ性の重曹を用いてうがいをすることで口の中を中性に保つことが重曹うがいの目的です。

 

しかし、その頻度が多すぎたり重曹の濃度が濃すぎると逆に口の中をアルカリ性にしてしまう恐れがあります。

 

アルカリ性になった口の中では、歯石が付着しやすくなり、それが原因で歯周病や虫歯を招く危険性があるのです。

 

その他にも心配な点があります。

 

銀歯や金歯、詰め物やインプラントなど、口の中にはいろいろなものがあります。

 

それらは重曹うがいによって影響をうけないのでしょうか。

 

重曹でうがいすることで、銀歯と化学反応をおこしたりする心配はないのでしょうか?

 

結論としては、その心配はありません。

 

重曹には金属を溶かす作用はありませんから、安心してうがいや歯磨きに使うことができます。

 

銀歯を接着している接着剤にも影響はないということです。

 

インプラントをしている場合は、重曹の研磨作用がインプラントには不向きであると言われているので、重曹うがいは行わないほうが良いでしょう。

 

重曹うがいに使う重曹水の作り方は?

出典:いらすとや

 

重曹うがいに使う重曹水の作り方と重曹うがいの方法についてご紹介しましょう。

 

① 水コップ1杯に対して重曹小さじ1/3を入れてよくかき混ぜ、重曹水をつくる

② 重曹水を口に含み、口の中でくちゅくちゅうがいをする。

③ 重曹水を吐き出した後、いつも通りの歯磨きをする。

 

重曹うがいをする際の注意点は次の通りです。

  • 重曹は塩分含有量が高いので、塩分の摂取制限がある人は週に二回程度にとどめましょう。
  • 重曹水の濃度が高すぎると、重曹が水に溶け切らないのでそのままうがいすると歯を傷つけてしまう恐れがあります。濃いほうが効果があるような気がするかもしれませんが、前述した作り方を守りましょう。
  • 使う重曹は、食用のものにしましょう。

 

まとめ

出典:pixabay

重曹うがいの効果とデメリットについて調べてみました。

 

確かに虫歯や歯周病予防の効果はありますが、あくまでも毎食後の歯磨きと歯間ブラシなどのデンタルケアが基本であることは忘れないようにしましょう。

 

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