干し柿のつるし方で紐の結び方は?枝がない場合は?夜や雨の場合は?

 

干し柿とは柿の果実を乾燥させたドライフルーツです。

 

材料として主に、乾燥のしやすい小型のものを使用します。

 

そして生食に向かない“渋柿”を使います。

 

干し柿は食物繊維が豊富でミネラルなども含まれており、中国では“柿餅(シヘイ)”と呼ばれ生薬にもされています。

 

柿は干すことによってビタミンAとβカロテンが増加し、血行促進や胃腸機能へいい効能があるそうです。

 

日本に柿が伝わったのが弥生時代といわれ、干し柿は平安時代の文献で927年に完成した『延喜式』に祭礼用の菓子として記載されているのが確認できます。

 

また鎌倉時代には自領の名産品として、織田信長がポルトガルの宣教師ルイス・フロイスへ送ったとされています。

 

日本で有名な産地は長野県、福島県です。

 

高級なものもあり「あんぽ柿」「市田柿」などです。

 

干し柿の作り方_下準備~皮を剥くまで

出典画像:AC

それでは干し柿の作り方をご紹介します。基本的には枝つきの渋柿が望ましいです。

 

まずはその枝を果実に対してT字に残し、形を整えます。次に皮を剥きます。

 

もちろん枝、ヘタは残してそれ以外の部分をすべて剥いてください。

 

ヘタの周りに皮を残しすぎると、完成してから食べるとき邪魔になります。

 

ヘタのぎりぎりのところまで上手に剥くコツは柿のお尻の方からヘタにむかって約1cm幅で剥いていくことです。

 

皮を繋げてクルクルと剥いていくより綺麗に剥けます。

 

干し柿の作り方_干すときの上手な紐の結び方は?

出典画像:AC

使う紐の種類に特に決まりはないですが、ビニール紐を使う方が多いみたいです。

 

枝のところ(もしくはヘタ)に型結びをします。

 

紐を柿の果実に触れさせないことが傷まずにできるコツです。

 

1本の紐に対して、複数個の柿を結ばずに両端に1つずつがいいでしょう。

 

あとは縄の形状のようなものの場合は目のあいだにヘタを通して吊るすことができます。

 

縦方向に吊るしていくとどうしても紐が果実に当たってしまうので、横方向に吊るす場合でしたら1本の紐に複数個吊るすことができます。

 

あとは多く使われている方法で巻き結びというものがあります。

 

基本的な構造は二重巻きとなっています。

 

ふた巻き目の始めで大元のラインを抑え、最後ですぐ前のラインの下にくぐらせて摩擦を発生させています。

 

引っ張ると結びは堅くなり、結び目を緩めるとすぐに解けるので結び目に重力がかかる吊るすことおすすめですね。

 

干し柿の作り方_枝がない場合の対処法は?

出典画像:AC

枝つきの柿を手に入れるのはなかなか難しいことかもしれません。そんな時の結び方や対処法をお教えします。

 

干すスペースに余裕があり日当たりがいい場所なら、吊るさなくとも網にて干すことも可能です。

 

しかし吊るすよりもカビやすいので気を付けましょう。

 

使う網は干物用などで代用できますね。

 

そんなスペースがなく吊るしたいという場合、すずらんテープを使ってみましょう。

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すずらんテープは厚みがなくて、裂ける性質があります。テープの端に結び目を1つ作りそこから2等分に裂きます。

 

そこにヘタを挟んで固定をしていきます。ビニール紐ほどの強度はないので1本に対して柿の量は要注意です。

 

そのほかの方法は、果実に紐を貫通させる方法です。

 

割り箸に紐を括り付けてヘタより少し下の果肉に突き刺して貫通させます。

 

貫通させた後は果肉ごと結びつけてしまいます。

 

直接紐を通すので通常吊るすよりは傷みやすいです。

 

あとは、干し柿専用のクリップの販売もされています。ヘタのところを挟み止め、クリップに紐を通す仕様です。

 

大体50個で¥980ほどでした。

 

とても簡単にできるし、準備するものも少なくて済みますね。

 

このクリップも手作りで代用ができ、文房具のゼムクリップを伸ばして両端を果肉に突き刺して使うことができます。

 

干し柿クリップには種類があるようで、使いやすいものを是非探してみてください。

 

割り箸で貫通_参考:http://gyoukouseiran

干し柿がカビないために夜や雨の場合はどうする?

出典画像:AC

まず柿に紐が通せたら消毒をします。

 

沸騰させたお湯につけて煮沸消毒でもいいですし、焼酎や酒に漬けたり、吹きかけたりするアルコール消毒でも大丈夫です。

 

吊るす前に消毒することでカビの繁殖を抑えることができます。

 

カビの原因の多くは水分にあります。

 

風通しのいいところに干しましょう。

 

もちろん雨に当たるとカビは発生しやすくなります。

 

雨が直接当たるところに干すのはNGです。

 

天気がいい日は外に干すのがいいですが、雨の時に室内で干せるようにしておきましょう。

 

軒下に直接吊るすのではなく、物干し竿やハンガーに干し柿を吊るしておくなどです。

 

こうして雨の日は取り込んでサーキュレイターなどで風を当てておくのもカビを抑えるのに効果的な手段だと思います。

 

カビの発生には湿気と高温がよくないので夜は特に関係なく外に干したままでも問題ないです。

 

カビとは別ですが夜に気をつけるのは、野鳥や害獣などです。生き物に食べられてしまわないように気を付けましょう。

 

心配であれば室内に閉まってもいいと思います。

 

干し柿を作る季節は気温と湿度の下がった11月ごろからとされています。室内に閉まったときは暖房器具などによる温度影響のない場所に干しましょう。

 

ほかにもカビないようにするには、干し始めて1週間ごとに柿の果実を揉むといいと言われています。

 

果実の中の水分が均等になるので、カビにくく味もよくなる効果があります。

 

揉むときはビニールを被せたり、使い捨ての手袋を使用したり清潔な状態で揉んでください。

 

素手でやるのはおすすめしません。

 

このことで菌によるカビの発生を抑えることができます。

 

さいごに

出典画像:AC

インターネットで調べてみると干し柿を作っている人はまずまず多いようです。

 

私は専用のクリップが販売されていることに驚きました。

 

干し柿には難しく手間のかかるイメージがあったのでこれを使えば簡単にできるかな、と印象が変わりました。

 

あとは干し柿ハンガーというものも見つけて、5段ほどのもので両端が上向きになっていて直接柿を刺して干せるものもありました。

 

雨の日の移動もきっと楽ですね。

 

干し柿は体によく保存も長くできる万能な食品なので干し柿づくりに挑戦してみようと思います。

 

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