赤ちゃんのほっぺにキスでも虫歯に?虫歯菌が移るNG行為とは?

 

まず虫歯とはどのような原因でできるのか。

 

ミュータンス菌(虫歯菌)と呼ばれる常在菌が原因となる「う蝕」という状態のことを虫歯といいます

 

ミュータンス菌は本来、無害です。

 

しかし糖分が大好きでこれを食べては自分の周りに歯垢と酸を作り出し歯にしつこく張りつきます。

 

口の中の糖分が多いとミュータンス菌が多く繁殖し、酸が増えて歯のエナメル質を溶かすのです。

 

これが「う蝕」で一般的に「虫歯」とされる状態です。

 

虫歯は段階的に進行をします。

 

初期段階では痛みはなく、歯の再石灰化という機能によって自己治癒する場合もあります。

 

痛みを感じる時には、神経まで菌が侵食している場合がほとんどで神経を取ったり、歯の根っこを綺麗にする治療をしたりします。

 

基本的には常在菌なので大人同士キスをしてもうつるなどはありません。

 

虫歯の場合は体の免疫が下がり菌に侵されやすくなる場合も人からよりは自分で持っている菌が働くことが多いとされています。

 

しかし新生児はそうはいきません。

 

赤ちゃんに虫歯菌を入れてはいけない理由とは?

出典:pixabay

 

人は生まれたばかりの時に菌は持たずに生まれてきます。

 

2歳半~3歳ぐらいまでに常在菌の定着があるとされています。

 

他の菌を含めてキスによる大人の唾液からの感染症は世界中で判例があります。

 

新生児は無菌なため、免疫機能も持ち合わせていないのです。

 

では、ミュータンス菌にしぼって説明をしていきます。

 

まずミュータンス菌は歯の表面に住み着きます、なので歯が生えていない生後6か月以前に口内に入ったとしても歯への影響はありません。

 

(大人が持っている菌は多数なので別のウイルスなど感染させてしまう場合があります。推奨しているわけではありません。)

 

しかし乳歯が生え始めたころにミュータンス菌が入り込むと虫歯になるリスクは高まります。

 

乳歯から永久歯へ生えかわるから、と思う人もいると思いますが、乳歯に虫歯があるとミュータンス菌の繁殖量が増え続け、永久歯の歯並びや発育に影響します。

 

特に乳歯の奥歯が生え始める生後19か月~31か月は「感染の窓」といわれ、この時期に虫歯にかからなければそれ以降の虫歯リスクが減少するとされています。

 

乳歯期の虫歯は一生への影響があることがわかりました。

 

赤ちゃんに虫歯菌をうつすNG行為_ほっぺにチュー!

出典:pixabay

 

虫歯菌がいるのは唾液の中です。

 

なので唾液が赤ちゃんの口内に入り込まないようにしなければいけません。

 

もちろん口でチューする方が危険性は高いですが、ほっぺにチューをすることで、唾液がほっぺに残ってしまいます。

 

赤ちゃんは無意識に顔を拭ったり、手を口に入れておしゃぶりをしたりするので、ほっぺについた唾液を口に運んでしまうことが考えられます。

 

これがほっぺにチューをする危険性のある点です。

 

ミュータンス菌は乾燥でも死滅はせずに弱まるだけです。

 

口内から出ても死滅しません。ですからほっぺにチューもリスクはあるといえます。

 

赤ちゃんに虫歯菌をうつすNG行為_フーフーしてからのご飯!

出典:pixabay

 

上記に同じく唾液からうつるので、フーフーすることで唾液が食事にかかります。

 

くしゃみや咳も同じです。

 

しかしあくまでもリスクがあるというだけで1回でもフーフーして食事を与えたから虫歯になる!

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というわけではありません。

 

感染に対してはかかわる大人の口内のミュータンス菌の量にもよります。

 

虫歯があるとわかっているなら控えるべきですし、ないのであれば過剰に気にせず、自らの虫歯の予防を気に掛けるべきとも思えます。

 

赤ちゃんに虫歯菌をうつすNG行為_食器の共有!

出典:ぱくたそ

食器やコップ、スプーンなど唾液が付着するものなので大人と共有しないようにしましょう。

 

上記のとおり両親が自らの虫歯を予防して気を付けていても親戚のご飯会や、兄弟のいる子などはコップの回し飲みなど自分たち以外からのリスクがあります。

 

家以外での食事は特に注意が必要かと思います。

 

それでも虫歯になったら?実ははみがき習慣こそが一生においては最も大事なことを忘れない!

出典:pixabay

 

虫歯になったことがない人はいますか?

 

日本ではほとんどいないかと思います。

 

まずは子供にかかわる両親の虫歯予防が何よりも大切です。

 

1日最低でも2回、15分~20分の歯磨きをするべきとされています。

 

歯科検診などを受け、虫歯治療はこまめにしたいものです。

 

次に感染しないように気を付けるべきでしょう。

 

わざわざお母さんが噛み砕いて口移しをするなどリスクのあることは極力、控えるべきです。

 

それでも虫歯になる場合があります。

 

一番大切なのは、子供自体のはみがき習慣です。特に離乳食が始まって糖分の摂取が始まったころです。

 

糖分はお菓子のみならず炭水化物など普段の食事にも多く含まれています。

 

糖分を摂取し始めてから虫歯リスクはぐんと上がります。

 

菌にエサを与えない、繁殖させないためにもはみがきをして食べかすを残さないようにしましょう。

 

初期段階の虫歯は唾液の作用によって自然治癒します。

 

はみがきはこの作用を助長しますので、はみがきの習慣化が非常に重要といえます。

 

夜寝るときは口をあけて寝てしまう子供も多く、口が渇き唾液が減ります。

 

この時に虫歯が進行しやすいので夜寝る前は必ずはみがきをしましょう。

 

あとは習慣化させるためには、だらだら食べをさせないことです。ジュースやお菓子をこまめに与え続けると、はみがきのタイミングを失ってしまいます。

 

食事の時間やおやつの時間をきちんと決めてその後はみがきをする習慣をつけましょう。

 

しかしはみがきを嫌がる子供も多いです。

 

わらかい毛質を選び早いうちからハブラシに慣れされることや、音楽や動画を使って楽しませる、洗い流さないはみがきジェルで味を付けるなど工夫が必要なようです。

 

習慣化させるには恐怖心を取り除くことが大切です。

 

またフッ素やキシリトールが配合されているジェルを使うことが虫歯予防に効果的です。

 

子供が虫歯にならないためには、まず親が虫歯予防をすること、そしてそれを子供に教えて、はみがき習慣をつけることが大人になっても虫歯になりにくいことにつながるでしょう。

 

さいごに

出典:pixabay

子供の虫歯は、これから親になる人はとても気を付けたい事柄ですね。

 

はみがき習慣をつけるために様々な方法があるのがわかりました。

 

またこのことに捉われて子供とのコミュニケーションが疎かにならないことに気を付けるべきだと思いました。

 

そのためにはまず親の虫歯治療と予防が大切ですね。

 

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