時候のあいさつで10月中旬の場合は?結びの挨拶は?

 

メールやSNSの普及で、ビジネスやプライベートで「きちんとした」メールや手紙を書く機会ってめっきり少なくなっていますよね。

 

だからこそ、いざ書こうというとき…どんな書き出しで始めたらよいのか、どんな風に最後をしめればよいのか…とっても迷いますよね。

 

特に日本は、日本語の手紙を書く際には季節によって挨拶の内容がかわるというとても風流な文化を持っています。

 

せっかく日本語で手紙を書くなら、その文化にのっとった素敵なメールや手紙を書いてみましょう。

 

今回は、10月中旬にぴったりな時候の挨拶と結びの挨拶についてご紹介します。

 

まず、そもそも10月中旬とはいつ頃のことを指すのでしょうか。

 

10月8日前後が二十四節気で「寒露」となり、10月中旬の始まりとされています。

 

寒露から数えて15日目頃をあらわす「霜降(そうこう)」の前日までを10月の中旬というのです。

 

 

時候の挨拶で10月中旬の場合の書き出し ビジネスの例文は?

参考:https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/49/4916a1a7f121c5c0fda63daea3c9f5e4_t.jpeg

  • 寒露の候(かんろのこう)
  • 秋冷の候(しゅうれいのこう)
  • 紅葉の候(こうようのこう)
  • 錦秋の折(きんしゅうのおり)
  • 秋雨の候(あきさめのこう)
  • 秋涼の折(しゅうりょうのおり)
  • 菊花の折(きっかのおり)

 

このような書き出しを用いて作ったビジネス例文の書き出しをご紹介します。

 

拝啓

紅葉の候 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

 

拝啓

秋冷の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

 

もしも送る相手が会社の所属ではなく個人である場合(退職した上司や仲人など)には、次のような書き出しを用いるとよいでしょう。

 

拝啓

仲秋の候 お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

前述した「○○の候」、「○○のみぎり」または「○○の折」などは入れ替えて使用しても問題ありません。

 

改まった文章を書きなれない場合は、時候の挨拶ではこれらを使うのが無難です。

 

これらの中から、実際の季節感や相手方の地域を意識して選ぶと良いでしょう。

 

もしも、相手との関係からもう少し柔らかい表現が良いという場合は、次のような表現がお勧めです。

 

  • さわやかな秋晴れが続いております。貴社ご一同様お元気のことと存じます。
  • いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃ですが皆さまお変わりありませんか。

 

ビジネス文章の場合は、長い時候の挨拶や奇抜な事項の挨拶、過度な修飾語などを用いてオリジナリティーを出そうとする必要はありません。

 

基本の文章の流れに沿って簡潔に要点を伝えるように心がけてください。

 

ビジネス用ではないけれど、目上の方へのきちんとした場合に使える挨拶文もご紹介しておきましょう。

 

  • 菊花咲き乱れる候、ますますご活躍のことと存じます。
  • 実りの秋を迎え、お変わりなくご健勝のことお喜び申しあげます。
  • 虫の音に秋の深まりを感じる今日この頃、お変わりございませんでしょうか。

 

送る相手との関係性に合わせて挨拶文を選んでくださいね。

 

時候の挨拶で10月中旬の場合の書き出し 親しい人への例文は?

 

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出典:http://sozai.yutorilife.com

親しい人への手紙の場合は、漢字ばかりの堅苦しい時候の挨拶が並ぶ手紙よりも、季節の様子などを述べた柔らかい感じの挨拶が良いのではないでしょうか。

 

さらに、相手の安否を気遣う言葉を付け加えると良いでしょう。

 

  • 虫の声が秋を思わせるこの頃、皆さまお変わりございませんでしょうか。
  • さわやかな秋晴れが続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
  • 朝晩、少し肌寒さを感じる季節ですが、風邪などひかれていないでしょうか。
  • 十月も半ばを過ぎ、秋の夜長をしみじみと感じる今日この頃です。
  • 澄みきった青空が秋を感じるこの頃、そちらの紅葉はいかがですが。
  • 街路樹の葉も日ごとに赤や黄色に彩りをましていますが、皆様もお変わりなくお過ごしですか。
  • 秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
  • ○○さんのことですからこの清々しい季節、部活や学業に頑張っているのでしょうね。

 

時候の挨拶で10月中旬の場合の結びの挨拶 ビジネスの例文は?

出典:http://japanism.info

 

ビジネス文書の場合は文末には長々とした時候の挨拶は入れないことが一般的です。

 

用件を書いたあと「まずは略儀ながらお礼まで。」「とり急ぎお願いまで。」「まずは書中をもちまして、お知らせ申し上げます。」などの言葉で締めくくります。

 

もしも一言時候の挨拶を入れたいという場合は、次のようなものはいかがでしょうか?

 

  • 秋冷の折、くれぐれもご自愛ください。
  • 爽秋の季節、社業の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。

 

最後は、冒頭の時候の挨拶と同じように実りの季節とかけて相手先の発展のお祈りする文章や、秋の寒さから体調を崩さないようにという、相手への気遣いを伝える言葉で結ぶと良いでしょう。

 

時候の挨拶で10月中旬の場合の結びの挨拶 親しい人への例文は?

出典:https://www.irasutoya.com/

親しい人への手紙の結びの挨拶には次のようなものがあります。

 

  • 爽秋とはいえ、朝晩はかなり冷え込みます。お身体ご自愛ください。
  • 秋の夜長につきを眺めてみるのも風情があって良いですね。秋風が冷たくなる季節ですので、くれぐれもおからだご自愛ください。
  • 食欲の秋ですね。お時間があれば、近いうちに食事に連れていった下さいね。
  • 紅葉の美しい季節。○○様のますますのご健勝を心よりお祈りいたします。
  • 秋が深まりゆく季節、おからだにお気をつけてお過ごしください。
  • 澄み切った秋空のように、皆様のお気持ちが爽快でありますようお祈り申し上げます。

 

時候の挨拶に続けて次のような言葉で手紙を締めくくるのもよいでしょう。

 

  • 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
  • ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
  • 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
  • 取り急ぎ、ご挨拶まで。

 

まとめ

 

10月中旬の手紙にぴったりな挨拶についてご紹介しました。

 

普段ついつい簡略化したメールやSNSに頼りがちですが、時にはこのような季節の言葉を使用したメールや手紙をかいてみてはいかがでしょうか。

 

相手が喜ばれることはもちろん、あなたの株が上がることも間違いなしです。

 

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